SE(システムエンジニア)、インフラエンジニアになって思うこと

どうも、タツです。
本記事をご覧いただきありがとうございます。

今回は、僕の職業でもあるシステムエンジニアとして働き始めて2年経って思うことを書いていきます!
SE(システムエンジニア)という職業に興味がある方や、インフラエンジニアってどういうものか知りたい方は参考にしてみてください。
インフラエンジニアって正直IT業界に入ってみないと見えてこないものだと思うので新しい発見があるかもしれません。僕も今の会社に入るまでどんなことをしているか全然わかりませんでした。(笑)

インフラエンジニアとは?

まずはじめに、そもそもインフラエンジニアとは何かを簡単にご説明します。
インフラは「インフラストラクチャ」の略称で「基盤」、「下部構造」を意味しています。僕たちの生活の基盤で分かりやすいものは水道、ガス、電気等のなくてはならない必要なものです。
ITの世界でもシステムを作る、動かすために無くてはならないものである「サーバ」「ネットワーク」等をインフラと呼びます。インフラエンジニアはこの「サーバ」「ネットワーク」等を設計、構築、あるいは保守(システムを管理する業務)までを担当します。
現在では一般になったクラウドもインフラに含まれるのもので、大きな企業(Amazon、Maicrosoft、Google等)が様々な企業に対してこのインフラを提供して代わりに管理してあげることをクラウドサービスと呼びます。(アプリケーション自体をクラウドサービスとして提供する場合もあります。)

インフラエンジニアの仕事は主に何をするのか?

上でも書いた通り、インフラエンジニアはシステムの基盤を設計、構築することが主な仕事になります。
すごく簡単なイメージになりますが、以下のようにシステムを作っていきます。

上の図に書いてあるそれぞれの機能や役割は以下になります。
サーバ・・・ユーザへサービスやデータを提供するシステムのこと。
ストレージ・・・サーバのデータを格納するシステムのこと。サーバとストレージで役割を分けることで効率的にシステムを動かすことができる。
ネットワーク・・・サーバとユーザをつなげる経路のこと。インターネットへの経路を作ることでユーザがそのサービスを利用できる。

例えばですが、このブログもX SERVERというサービスでレンタルサーバを借りて皆さんに記事を公開しています。※一般的にHTTPサーバと呼ばれています。


このようにサーバにいろいろな役割を持たせて、企業はユーザに様々なサービスを提供していますが、サーバやストレージ、ネットワークを構築する仕事も並行してサービスも作るというのはなかなか大変です。この仕事をインフラエンジニアが代わりに請け負って、そのサービスにはどんなサーバが必要か、どのくらいストレージは必要か、ネットワークを構築して誰にこのサービスを見れるようにするのかを考えます。それに加えて不正に利用されないようにセキュリティについても考え構築していきます。
ユーザには見えないところなので、分かりづらいかもしれませんがどんな仕事か少し想像ができたでしょうか?

2年働いてみた実感

では、実際にこの仕事をしてみてどうだったか僕の感じたことを書いていきます。

一言でいえば「難しい…!!」です。(笑)
どんな仕事も難しいとは思いますが、2年目でこの仕事しかやったことないので今はこれが一番思うことです。
2年目にして初めてPM(プロジェクトマネージャ)を任され、3ヶ月間でストレージを構築する案件を担当しました。
※PMとはプロジェクトを管理、調整すること。
プロジェクトの詳しいことを書くとアウトなので、抽象的になってしまい申し訳ないですが特に難しかったのは課題を先に見つけてつぶしていくことです。


インフラ構築は、電源周り、ケーブル接続、ハードウェアの納期などの物理的なことから、ハードウェア間の互換性、顧客の既存システムとの連携、どんなパラメータ(設定)を入れるか等、ソフトウェアの両面を考える必要があります。
また、PMの観点では構築を担当してくれるCE(カスタマーエンジニア)の方と、顧客とのスケジュール調整や次に何をしてもらうべきなのかを考える必要があります。

短い期間でこのどちらも並行していくのは、とても大変でした。1つ課題をつぶしたら、また1つ抜けていることが出てきてと正直心が休まりませんでした…(笑)
ここは経験を積んでいくことで、養われてくる部分になるのかもしれませんが、しっかり考えて取り組んでいかなければならないですね!

結果、最終的には無事にプロジェクトを完遂することができ「自分でやり切った!」という達成感がありました。ただ反省点はまだまだありますし、僕のインフラエンジニアの仕事は始まったばかりなので、引き続き頑張っていきます。

月並みの言葉ですが、エンジニアは一生勉強!なので3年目も気を抜かずにいきます。

SE(システムエンジニア)について記載した記事はこちらです。インフラ、アプリケーションどちらも共通している内容のため、IT業界に興味のある方は是非読んでみてください!

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
また次回の記事で。

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Posted by タツ