SIerに就職してSE(システムエンジニア)・インフラエンジニアの仕事に4年間勤めて思うこと

どうも、タツです。
本記事をご覧いただきありがとうございます。

今回は、僕の職業でもあるシステムエンジニアとして働き始めて4年経って思うことを書いていきます!
過去にも同じような記事を書いたのですが、さらに経験をいろいろ積んできて考え方の変化もありそれを書いていきたいと思います。
SE(システムエンジニア)という職業に興味がある方や、インフラエンジニアってどういうものか知りたい方は参考にしてみてください。

インフラエンジニアとは?

まずはじめに、そもそもインフラエンジニアとは何かを簡単にご説明します。
インフラは「インフラストラクチャ」の略称で「基盤」、「下部構造」を意味しています。僕たちの生活の基盤で分かりやすいものは水道、ガス、電気等のなくてはならない必要なものです。
ITの世界でもシステムを作る、動かすために無くてはならないものである「サーバ」「ネットワーク」「ストレージ」等をインフラと呼びます。インフラエンジニアはこの「サーバ」「ネットワーク」「ストレージ」等を設計、構築、あるいは保守(システムを管理する業務)までを担当します。
現在では一般になったクラウドもインフラに含まれるのもので、大きな企業(Amazon、Maicrosoft、Google等)が様々な企業に対してこのインフラを提供して代わりに管理してあげることをクラウドサービスと呼びます。(アプリケーション自体をクラウドサービスとして提供する場合もあります。)

インフラエンジニアの仕事は主に何をするのか?

上でも書いた通り、インフラエンジニアはシステムの基盤を設計、構築することが主な仕事になります。
すごく簡単なイメージになりますが、以下のようにシステムを作っていきます。

上の図に書いてあるそれぞれの機能や役割は以下になります。
サーバ・・・ユーザへサービスやデータを提供するシステムのこと。
ストレージ・・・サーバのデータを格納するシステムのこと。サーバとストレージで役割を分けることで効率的にシステムを動かすことができる。
ネットワーク・・・サーバとユーザをつなげる経路のこと。インターネットへの経路を作ることでユーザがそのサービスを利用できる。

例えばですが、このブログもX SERVERというサービスでレンタルサーバを借りて皆さんに記事を公開しています。※一般的にHTTPサーバと呼ばれています。


このようにサーバにいろいろな役割を持たせて、企業はユーザに様々なサービスを提供していますが、サーバやストレージ、ネットワークを構築する仕事も並行してサービスも作るというのはなかなか大変です。この仕事をインフラエンジニアが代わりに請け負って、そのサービスにはどんなサーバが必要か、どのくらいストレージは必要か、ネットワークを構築して誰にこのサービスを見れるようにするのかを考えます。それに加えて不正に利用されないようにセキュリティについても考え構築していきます。
ユーザには見えないところなので、分かりづらいかもしれませんがどんな仕事か少し想像ができたでしょうか?

4年働いてみた実感

では、4年間この仕事をしてみて感じたこと、学んだことを書いていきます。

ここ最近はオンプレミスと呼ぶ上に書いたような物理的なサーバ、ストレージの設計・構築担当からクラウドのプロジェクトを担当することが増えてきています。
クラウドを主体にする考え方をする企業が増えてきていて、案件の引き合いも右肩上がりに増えているなと感じます。
ただ、業績の問題でIT投資になかなか予算がつかずオンプレミスのままという企業もまだまだ多いですね。

僕が関わったプロジェクトはAWSやAzureというクラウドサービスで、基本的な考え方は同じですがそれぞれの特徴や癖のあるサービスがありなかなか把握するのが難しかったです。

逆にオンプレミスのシステムはサーバやストレージなどの物理的な機器がないと構築作業ができないのですが、クラウドサービスはインターネットから管理画面にアクセスしてサーバを構築したり、ネットワークの設定をしたり、ストレージ構築したりといったことができるため作業は進めやすかったです。

また、以前から言われている言葉ですがゼロトラストという考え方が主流となってきていると仕事をしている中でも感じます。
この ゼロトラスト とは言葉の通り「何も信頼しない」という意味で、会社内外を問わずすべてを信頼しないでセキュリティ対策をするという考え方です。

今までは社内のネットワーク、社外のネットワークとして境界を設けてそれぞれに対するセキュリティ対策をしていたのですが、クラウドサービスに会社の情報が保存されていたり、テレワークで社内のシステムに自宅などからインターネット経由でアクセスしたりと境界がなくなってきています。
そのため、社内も社外も同じようにセキュリティ対策をしていかなければならないということですね!

こうやって今までのことを思い出しながら整理していると、インフラエンジニアの中でもセキュリティエンジニアに少しずつ寄ってきているなと思いました。(笑)
エンジニアはセキュリティに関する知識がどんどん必須になってくるのかもしれないですね!

SE(システムエンジニア)について記載した記事はこちらです。インフラ、アプリケーションどちらも共通している内容のため、IT業界に興味のある方は是非読んでみてください!

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
また次回の記事で。

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Posted by タツ