投資を始めるタイミングはいつ?投資初心者向けに分かりやすく解説!

どうも、タツです。
本ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は投資をいつ始めたらいいのかという疑問を持っている方に分かりやすく解説します。

本記事はこんな人におすすめ!
・投資を始めたいけど一番いいタイミングが分からない
・貯金よりも投資を優先したほうがいい?と悩んでいる

投資を始めるのはいつから?

結論から言うと、早いタイミングであればあるほど良いとされています。

投資における要素として「期間」「金利」「資金」があり、この「期間」に対してアドバンテージを得られるからです。
僕たち若い世代は「資金」の面で不利です。給料も安いですし、今すぐ親から資産をもらえるなどということもほとんどの人が無いです。投資に回せるお金は30代、40代、それ以上の年齢層の方と比べると非常に少ないです。
また、「金利」の面では高い金利ほどハイリスクである為、金利を高く設定することは得策ではありません。ハイリスクということは値動きが大きくなるため短期で運用した場合に元本割れ(※元手の資金よりもリターンがマイナスになること)になる可能性が高いです。
そのため、早い段階から長期で無理の無い金額、金利で投資を行うことが僕たち若い世代がとる選択肢になります。超長期資産運用をするということですね!

グラフで比較してみる

シミュレーションには楽天証券の積立かんたんシミュレーションを利用しています。(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/)

定年退職するのが65歳とし、老後2000万円を目標に投資を行うとします。
25歳から始めて40年かけた場合、45歳から始めて20年かけた場合で比較します。金利は固定で3%とします。

25歳から40年、金利3%で運用した場合は毎月約2万の積み立てで2000万円に達します。
積み立てた運用資金は2万円×12ヶ月×40年で960万円です。
いっぽう、45歳から20年、金利3%で運用した場合は毎月約6万の積み立てで2000万円に達します。
積み立てた運用資金は6万円×12ヶ月×20年で1440万円です。

25歳から投資を始めた場合、45歳に始めた人よりも480万円運用資金を少なくすることができます。とても大きいですね!
これは複利効果が働いた結果です。複利についてはまた別の記事で詳しく解説します。

今度は資金を固定し、毎月3万円積み立てた場合を比較してみましょう。

25歳から40年積み立てた場合、金利は1.6%必要です。
いっぽう45歳から20年間積み立てた場合、金利は8.9%必要です。
比較の結果から、45歳になってから投資を始める人よりも25歳から投資を始めた人のほうがよりリスクを抑えることができますね。

勘違いしていただきたくないですが、金利9%のリスクをあなたが受け入れられるのであればその商品に投資しても問題ないと思っています。リターンに見合ったリスクを自分でしっかりと考えることが大切です。一番良くないのは他者の言葉を鵜呑みにして思考停止してしまうことです。

貯金よりも投資を優先したほうがいい?

これは間違いです。投資は余剰資金で行うべきです。
生活費から無理して投資を行うことは適切ではありません。
また、不慮の事態(入院、やむを得ない事情で仕事をやめる等)が起こった場合に生活するための予備の貯金も確保しておくべきです。もしこのお金を残さず投資をしていたら万が一の場合にすぐに引き出せず、生活できなくなってしまうからです。このお金は生活費の3ヶ月~6ヶ月分とされています。
投資は早いタイミングから行うべきと述べていますが、上記の理由から生活費用の貯金ができてからにしましょう。それがあなたの投資を開始するタイミングです。

まとめ

投資を始めるタイミングはいつ?
・投資を始めるタイミングは早ければ早いほどいい
・ただし、投資を始めるのは予備の生活費用が貯金できてから
・予備の生活費は3ヶ月~6ヶ月分確保する。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
投資は自己責任です。自分でよく考えてから行うようにしましょう。
それではまた次回の記事で。

投資/貯金

Posted by タツ